ご近所の方から懐かしいお菓子をいただきました。 鳥取県名産の二十世紀梨をそっくり輪切りにした 姿をしていて、その名も「二十世紀」といいます。 水飴地に梨の香りを加え、梨の肌の艶をもたせ 芯の形を打ち抜いてあります。 なんでも大正11年よりずっと伝統の製法を守り 丹誠込めて作られているお菓子だそうです。 なぜ懐かしいかというと、亡くなった祖母の家は鳥取にあって お土産の中にいつも決まってこのお菓子があったからです。 まだ子供だった私は「またこれ〜?!(笑)」とせっかく持ってきて くれた祖母に平気で言っていました。 1枚1枚がずっしりとした感じなので、箱に入っていると結構重いのに、 私に食べさせたくてわざわざ持ってきてくれた祖母に対して子供ながらに 無神経なことを言ってしまっていたなぁと思います。 ごめんね、おばあちゃん。。 久しぶりに食べてみると、とても上品な甘さで、子供の頃には 全然わからなかったこのお菓子の素晴らしさを感じました。 あぁ、祖母はこんなに繊細によく作られているお菓子を選んで 食べさせてくれていたんだと今更ながらに気付きました。 ありがとう、おばあちゃん。 子供の頃は初めて経験することが多く何もかもが新鮮に感じられ、 大人になるにつれて経験値が増える分、それが減ってくると いわれたりもするけど、子供の頃には気付かず、大人になってから わかることも見渡してみるとまだまだたくさんあります。 まだまだこれからもずっと日々発見できそうです♪
by un-demi_1-2
| 2006-06-09 22:26
| food
|
こちらも...
カテゴリ
全体one day bebe&fugue handmade [sewing] handmade [food] food books music art photo interior・zakka つぶやき etc... 1/2 un-demi :: link :: 以前の記事
2009年 12月2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 more... その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ファン申請 |
||